
ご相談の病名/症状
- 子宮体がん(5年前)
- 腹水・抗がん剤治療後の手のしびれ・便秘・腹部膨満感
これまでの経緯・症状
患者様(53歳・女性)は、5年前に子宮体がんと診断され、抗がん剤による治療を継続してこられました。近年、腹水の影響で胃が圧迫されるような不快感があり、食欲不振・腹部痛・慢性的な便秘が続いているとのこと。
また、利尿剤を服用しても尿量が少なく、すっきり感が得られない状態でした。手足のしびれといった抗がん剤の副作用もあり、QOLの低下を感じておられました。
【漢方利用前の血液検査】
-
ALB:2.8
-
TP:5.7
-
CRP:3.35
病院の治療と併用して、何とか出来る方法はないかと当薬舗に漢方相談に至る。
【その他、患者様が感じている症状】
-
腹水による腹部膨満感と体重増加
-
排便・排尿の不調
-
抗がん剤による手のしびれ
-
食欲不振と栄養不良への不安
漢方相談前の血液所見
※表は左右にスクロールする事が出来ます。
| ALB | TP | CRP |
| 2.8 | 5.7 | 3.35 |
※表は左右にスクロールする事が出来ます。
患者様の症状に対する漢方のご提案内容
以下の点を重視した漢方の組み合わせを提案しました。
-
便秘・排尿の改善
-
腹水など体内の余分な水分の排出促進
-
栄養状態の回復と吸収サポート
-
免疫力の底上げ
-
抗がん剤副作用(しびれなど)への配慮
これらを目的に、3種の漢方を組み合わせて服用いただきました。
漢方の利用後の経過と数値の推移
服用30日後には以下のような変化が見られました。
-
排便・排尿がスムーズになり、腹部の張りが改善
-
体重が腹水による増加から元の状態へ戻る
-
手のしびれも少しずつ軽減
-
検査結果も明らかな改善を示す
※表は左右にスクロールする事が出来ます。
相談前
| ALB | TP | CRP |
| 2.8 | 5.7 | 3.35 |
漢方利用後
| ALB | TP | CRP |
| 4.0 | 7.1 | 0.34 |
漢方を始めて変化を感じられた期間
服用開始から約30日後には、体感的にも数値的にも改善が見られました。
担当者の解説
子宮体がんの治療後に残る副作用や腹水への対応は、QOLの維持と精神的な安心感にもつながります。
本症例では、便・尿の排出機能を高めるとともに、体内の代謝をサポートする処方を中心に構成しました。
食事が進まず、栄養状態が懸念される中で、漢方による体の巡りや吸収力の調整が奏功し、1ヶ月という短期間での改善に結びついたと考えられます。今後も再発や体調の波に備え、継続的なサポートを行ってまいります。
※上記は過程を記したもので効果を表すものではありません。


